Celesシネマを注文してみた感想2
好きな映画をイメージした香水をセレクトし届けてくれる「Celesシネマ」というサービスを再び利用してみました。
※2021年2月28日までサービス期間が延長になったそうです!
→常設になったそうです!
以前注文した時【Celesシネマを注文してみた感想】とはまたちょっと傾向が違って面白かったので書いてみます。
今回注文したのは「タイタニック」「寄宿舎 悲しみの天使」「さよなら子供たち」「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」「ターミネーター2」です。
ちなみに今回、カードを見ずにどれがどの作品か当てる遊びをしてみたんですが、見事に全部的中して解釈の精度にびっくりしました。
※私の文化レベル:パルファムとかトワレとかコロンとか香水にも色々種類があるらしいことを最近初めて知った
- タイタニック(1997年)/ Eau des Merveilles Bleue
- さよなら子供たち(1987)/ Diptyque – Vetyverio
- ターミネーター2(1991年) / Comme des Garcons – Comme des Garcons 2
- 寄宿舎 悲しみの天使(1964年) / TOBALI – White Storage
- 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年) / Derbe – Te Bianco
タイタニック(1997年)/ Eau des Merveilles Bleue
さすがの私でも知ってるブランド、エルメス!
タイタニックという大作にぴったりですね…。
すごく下品な言い方をすると、高いお店の香りがしました。
確実に香水らしい香りではあるのですが、清涼感があってさっぱりしてるんですよね。
海イメージというのにとても説得力があります。
そして説明文にもありますが、かすかにウッディーな雰囲気もあります。作品の舞台である20世紀初頭を思わせますね。好き。
さよなら子供たち(1987)/ Diptyque – Vetyverio
まず第一印象がクール。
ピリッとくるので、なんとなく突き放すような印象を受けました。
この作品は舞台が冬で、物語のラストも物悲しさがあるのですが、それがみごとに当てはまるなぁと。
正直好みの香りではなかったのですが、一発で「これは『さよなら子供たち』だ!」と思うくらいイメージぴったり。
なんだか埃っぽい?(こういう香りをなんと表現すればいいかわからない)というか、石造りの校舎を思わせる香りもあったかな。
時間が経ってからはすこし優しい香りに変化し、主人公ふたりが打ち解け笑いあった僅かな時間を感じさせてくれました。
ターミネーター2(1991年) / Comme des Garcons – Comme des Garcons 2
まずボトルの画像を見て欲しいんですけど、これはずるくないですか?
ターミネーター2 プレミアム・エディション【初回限定生産】 [Blu-ray]と並べて置きたくなる。最高ですね。
匂いの方も、初手がちょっと鉄っぽいというか金属っぽいような独特かつ無機質な香り。
そこからすぐに変化していくんですが、全体的に、スッキリと抜けていく感覚があって掴みどころの無い印象でした。
物語全体というより、T-800かジョン・コナーからこういう匂いしそうって感じました。
ただ、更に時間が経つと淡く漂うような雰囲気に変化していくので、これは機械が感情を知るラストシーンと重なるなぁとも感じました。
寄宿舎 悲しみの天使(1964年) / TOBALI – White Storage
説明文を…読んでください…。アレクサンドルです…。
なんというべきか、古い木造建築のような埃っぽく懐かしい感じの香り。
真っ先に浮かんだのは、主人公ふたりが藁の上でタバコを吸ってからじゃれあうシーンかな。
ジョルジュとアレクサンドルのいた寄宿舎や食堂、温室はきっとこんな感じだろうと思いました。
また、その懐かしい古い木の香りと瑞々しい清潔な印象が同居しているのも素敵なところでした。
アレクサンドルじゃん…。
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年) / Derbe – Te Bianco
シリーズ指定を2作もぶっこむという厄介オタクしぐさ。
寅さんシリーズのなかでもこの30作目は何度も観るくらい好きなので指定しました(ヒント:私は沢田研二さんのファン)。
石鹸っぽく清潔で、今回頼んだ中では一番好みでした。
この作品はいわゆる「寅さんコーチもの」で、寅さんがマドンナと恋をするというより、寅さんがマドンナと別の男性との仲を取り持つというストーリー展開。
そんなわけなので、この生活のそばにあっても違和感のない、寄り添うような香りはぴったりだと感じました。
しばらくつけるとお香のような雰囲気を感じたんですが、これまんま三郎青年がお母さんへお線香をあげるシーンっぽくないですか? すごい……。
奥に甘さがあるのも、恋の行方を感じさせて憎いですね~。いやぁ、いい…。
という感じで今回も最高でした!!
今回特に感じたのは、Celesシネマさんの魅力は映像作品では伝わらない『匂い』の部分を補ってくれるところだなぁということ。
最初の方にも書いたんですが、「カードを見ずにどの作品か当てる遊び」本当に楽しかったですし、本当に当たっちゃうくらいイメージぴったりなのでマジですごいです。
期間延長ということで、また懲りずに注文しそして既に届いているので追々記事書くと思います。
楽しすぎてやめらんないよ…。Celesさん、ありがとう!!!!!!